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東西自然医学グループ

老化やガン化、生活習慣病の原因は【 活性酸素 】

鉄をサビさせたり、りんごの切る口を赤茶色に変色させたりするのは「酸化」作用のしわざ。最近の研究で、私達の体内の細胞レベルでも「活性酸素」による同様の作用が起き、それが老化やガン化、生活習慣病に関与していることが解明されてきました。

細胞の酸化とは、いわば体がサビつくこと。活性酸素は不安定で今まで検査が困難でしたが、世界で初めての臨床的に検査ができるようになりました。

生活習慣病、ガン、ストレス、難病、しみ、しわの老化等の方の示標として検査をおすすめします。

 

活性酸素によるダメージ

紫外線を浴びる皮膚をはじめとして、血管、細胞膜、DNA、酵素などの体のあらゆる組織や器官は活性酸素の攻撃を受けています。そのダメージが老化のスピードを早め、さまざまな病気をもたらす原因となります。

 

【 ガン 】

成人T細胞白血病ウイルス(ATLウイルス)などウイルス性のガンは別ですが、ガン発症には活性酸素が緊密にかかわっています。

放射線、紫外線、タバコ、農薬など、発ガン物質といわれるものは、活性酸素を発生させ、ガン遺伝子を抑えていたガン制御遺伝子に質的な異常を起こします。そのためガン遺伝子が目覚めてDNAを傷付け、細胞がガン化します。ガン化細胞は増殖をはじめ、やがて組織内で目に見える腫瘍になるのです。

 

【 生活習慣病 】

3大生活習慣病と言われるガン、心臓病、脳卒中のほか、糖尿病、肝臓病、白内障などの病気にも、活性酸素は深く関与しています。活性酸素は細胞膜に多く含まれる不飽和脂肪酸を過酸化脂肪に変えたり、タンパク質や各種の酵素も酸化で変性させ本来の機能を失わせますが、それが体の各組織や器官にダメージをあたえ、様々な病気を引き起こします。

 

【 動脈硬化 】

動脈硬化とは、血管壁が肥厚して硬くなり、動脈の内側が狭くなる状態のことです。心臓で起これば心筋梗塞、脳で起これば脳梗塞を引き起こします。

動脈硬化の一因は活性酸素によって酸化された悪玉コレステロール(変性LDL)です。変性LDLは動脈壁の細胞にダメージを与えたえり、免疫システムであるマクロファージに取り込まれて血管壁内に蓄積したりする事で、動脈硬化を引き起こすのではないかと考えられています。

動脈硬化が起きた血管

マクロファージは変形LDL3を取り込むが、限界にたっすると死んでしまう。その死んだ細胞(泡状細胞)が血管の内膜層にたまり、さらに中膜層にあった平滑筋細胞がここに侵入して増殖したりすることで、動脈硬化が進行するものと考えられている。

 

【 血管性痴呆 】

アルツハイマー型痴呆は脳の老人班に沈着するβアミロイドという不溶性の異常タンパク原因説が有力ですが、日本人に多い血管性痴呆は脳の血管の梗塞により脳細胞が壊死することが主原因とされています。

この梗塞による虚血(血流が途絶えること)と再還流(血流が再開すること)の際に発生する活性酸素で脳組織がダメージを受け、壊死が加速すると言われています。梗塞の原因は動脈硬化が有力です。

 

【 シミ、シワ 】

紫外線により発生する活性酸素は、細胞膜に存在する脂肪質を酸化させます。酸化した皮膚細胞は正常な機能が保てなくなり、メラニン色素を慢性的かつ過剰に生産するなどしてシミの原因をつくります。

また、酸化により皮膚の細胞膜も変形する為、肌のハリを保っているコラーゲン線維が寸断されます。年齢によりシワが深く大きくなるのは、肌を支えている細胞の変形も一因です。このように活性酸素は肌老化に大きく関与しています。

 

フリーラジカル分析システム 【 FRA4 】

体内のストレス度と抗酸化力をその場で分析

活性酸素・フリーラジカルは、体内の細胞・分子にダメージを与え老化や疾患に関与しています。

<< 幅広い応用研究が可能 >>

●酸化度と抗酸化力を簡単に測定
●高い再現性
●心身のストレス度チェック
●健康・栄養食品の効果をモニター
●アンチエイジング度を数値でチェック
●スポーツ選手のコンディショニング管理
●細胞の抗酸化力を把握



●酸化ストレス度測定

血中のピドロペルオキシド(酸化ストレスのマーカー)濃度を星色させ光度計で測量

単位:U.CARR(カール:任意の単位)

250〜300 U.CARR 正常
301〜320 U.CARR ボーダーライン
321〜340 U.CARR 軽度の酸化ストレス
341〜400 U.CARR 中程度の酸化ストレス
401〜500 U.CARR 強度の酸化ストレス
501 U.CARR 以上 非常に強度の酸化ストレス

●抗酸化力測定

特殊な星色液を使い血清が鉄イオンを還元する量を光度計で測定

単位:μM または μEq/L(正常値:2200μM〜4000μM)

還元された鉄イオンの量

2200 μM 以上 適値
2200〜2000 μM ボーダーライン
2000〜1800 μM 抗酸化力がやや不足
1800〜1600 μM 抗酸化力が不足
1600〜1400 μM 抗酸化力がかなり不足
1400 μM 以下 抗酸化力が大幅に不足

 

老化の元凶は酸素だった

注目の 『 活性酸素 』

 老化の原因としては、これまで遺伝的要因やホルモン分泌などの低下などが関わっていると考えられてきました。最近になって老化に関与している物質が次々と明らかになり、アンチエイジング(抗老化)の鍵を握るものとして注目を浴びています。

なかでも「活性酸素」はその代表格です。ホルモン分泌の衰え、免疫力の低下、消化・吸収機能の障害など、「老化現象」に深く関わる原因物質として解明が進んでいます。

酸素が悪玉になるとき

生命維持に酸素は不可欠ですが、私達が呼吸により体内に取り入れた酸素のうち1〜2%が活性酸素という物質に変化します。活性酸素は体内に侵入した細菌などを撃退するために不可欠な反面、様々な要因で必要以上に作り出されると細菌だけでなく正常な細菌までにもダメージを与え、体を蝕むいわば「両刃の剣」です。これは、通常の酸素よりきわてめ反応性が高く、強い酸化力を持っているからです。

酸化とはいわば「サビ」のことです。古い鉄クギに発生する赤サビは、鉄が空気中や水中の酸素と反応した結果です。同じように私達のからだも活性酸素により酸化し「サビ」た状態になる事があります。

体の酸化は細胞レベルで生じますが、細胞が変化し「サビ」つくと本来の機能が衰えたり障害をおこし、総体としての老化現象をもたらす事になるのです。

 

活性酸素が細胞を酸化させる

生体膜は天ぷら油?

私達のからだは約60兆個の細胞からできています。これら細胞表面の細胞膜、および細胞膜の核には核膜があり、これらは称して「生体膜」と呼ばれています。生体膜を構成する成分の一つ、リン脂肪には多くの不飽和脂肪酸が含まれています。

不飽和脂肪酸とは天ぷら油のようなもので、非常に酸化しやすい性質をもっています。使い古した油が黒ずんだり、いやな臭いがするのは酸化して過酸化脂質に変質するためですが、同じような事が細胞レベルでもおこります。

酸化により生体膜の脂質が過酸化脂質に変質すると、細胞膜や核膜を通して行っていた物質の交換・選択、排出能力がダメージを受け、その結果、細胞や細胞内の核が死滅することになります。

一方、細胞内ではミトコンドリアと呼ばれる小器官が酸素を利用し、エネルギー源であるATP(アデノシン3リン酸)を作りますが、このエネルギー生成段階で活性酸素が発生し、細胞が酸化しやすい状態になることがわかっています。

 

活性酸素が全身に与える影響

活性酸素の弊害は200以上

活性酸素の影響で細胞が酸化するということは、皮膚・血管・各種臓器の組織など体のあらゆる部分が酸化するということです。そのため活性酸素が人体に与える弊害は200以上とも言われています。

酸化がもたらす様々な病気

活性酸素は細胞の不飽和脂肪酸だけでなく、たんぱく質や酵素なども酸化させ、その機能を低下させます。さらに、細胞内のミトコンドリアも酸化させるため遺伝をつかさどるDNAが障害され遺伝子のエラーが起きます。

その結果、老化やガンなどの様々な病気を引き起こすのです。

 

活性酸素の種類

活性酸素はその発生のしくみなどから4つのタイプに分けられます。

 

1) スーパーオキサイドラジカル

呼吸で体内にとりこめられた酸素は、大部分がエネルギー源を作る際に使われるが、この過程で出る燃えカス、いわば産業廃棄物のようなもの。最も頻繁かつ大量に生成される。細胞を傷つけたり破壊したりする。

2) 一重項酸素

放射線や紫外線を浴びることで発生する活性酸素。強力な酸化力がシミ、シワなど「肌サビ」の原因となる。強い紫外線を長期に浴びつづけると一重項酸素が大量に発生し、皮膚がんの原因になることもある。

3) 過酸化水素

スーパーオキサイドラジカルが水の分子と反応して生成されたもの。きわめて不安定な物質で強い毒性を持つ。血液中の赤血球の膜に含まれる水素や血管壁の水素を奪うなどして生体にダメージをあたえる。

4) ハイドロキシルラジカル

活性酸素になかでも最も強い酸化力がある。生活習慣病やガンの原因であるとともに、老化のスピードを早めることがわかっている。私たちの体内にあh、ハイドロキシルラジカルに対抗する物質(抗酸化酵素)がある。